営業利益えいぎょうりえき

売上総利益から、販売費及び一般管理費を引いた、本業から生まれる儲け

ひとことでいうと

営業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を引いた金額で、会社の本業から生まれる儲けを表します。

商品の儲けから、お店を続けるための経費を引く

花屋が花を売って得た儲け(売上総利益)から、お店の家賃や店員の給料など、商売を続けるためにかかる経費を引くと、本業でどれだけ儲かったかが分かります。これが営業利益です。

売上総利益から販売費及び一般管理費を引いて営業利益を計算することを示す図。
図1 売上総利益から経費を引くと、営業利益です。

営業利益は、本業から生まれる儲け

営業利益とは、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた金額です。会社計算規則第90条では、この計算を「営業損益金額」として定めています。

販売費及び一般管理費には、家賃、給料、広告費、通信費など、商品を売ったり会社を運営したりするためにかかる経費が含まれます。これを引くことで、本業でどれだけ儲かったかがはっきりします。

本業以外の損益は、まだ含まれない

営業利益には、銀行預金の利息や、借入金の利息といった、本業以外の活動から生じる収益・費用はまだ反映されていません。これらは次の段階の経常利益で加味されます。営業利益は、あくまで商品やサービスを売る本業そのものの実力を示す指標です。

花屋の売上総利益200万円から販売費及び一般管理費150万円を引いて、営業利益50万円を計算する図。
図2 花屋の営業利益は50万円です。

花屋の営業利益を計算してみる

図2は、花屋の売上総利益が200万円、販売費及び一般管理費(家賃・給料など)が150万円だった例です。200万円から150万円を引くと、営業利益は50万円になります。

この50万円が、花屋が花を売るという本業で生み出した儲けです。ここに、預金の利息など本業以外の収益・費用を加味すると、次の段階の経常利益になります。

ここまでのおさらい

営業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を引いた、本業から生まれる儲けです。本業以外の損益はまだ含まれません。

出典と確認状況

説明の範囲
日本基準の入門解説。会社計算規則にもとづく営業利益の計算方法を扱う。経常利益以降の段階は別記事の対象。

公開対象判定:独立レビュー通過・所有者による公開承認済み

花屋の売上総利益・経費の金額は説明用の仮定です。業種による販管費の内訳の違いの詳細は未判定です。

一般的な学習のための説明です。個別の会計処理は、適用する基準と契約・取引の事情に合わせて判断してください。

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